
オンラインカジノで勝ったお金って税金を払うの?

オンラインカジノで勝った時に税金を払わないで良い方法はあるの?

オンラインカジノで勝って税金を払ったら会社などにバレるの?

オンラインカジノの勝利金を確定申告する方法は?

オンラインカジノで勝って税金を払わないと脱税なの?
オンラインカジノで大勝利して大金をGETしたけど上記のように気になるのは税金についてですよね。
競馬とかで勝ったお金を黙っていて脱税になったなんて話しも聞いたことがあるし、オンラインカジノでも課税されるの?黙っていたら脱税なの?物凄く気になりますよね!
ここでは、オンラインカジノで勝ったお金に税金が掛かるのか?!税金はいくら払わないといけないのか?!
確定申告の仕方や少しでもバレないように気を付ける点など、オンラインカジノの勝利金と税金について詳しく解説させて頂きます。
- オンラインカジノで勝ったお金に対して税金が掛かるのか分かる。
- オンラインカジノの勝利金に対しての所得税の計算方法が分かる。
- 確定申告に必要な書類の種類が分かる。
- 確定申告で会社などにバレない為の注意点が分かる。
- 勝った時に税金を支払わないで済む為の注意点が分かる。
もくじ
オンラインカジノで儲かったぁー!!…でも、税金が掛かるって本当ですか?

オンラインカジノで勝ったお金には「一時所得金」として課税されてしまうんです。他のギャンブルは、どうなのって思うかもしれませんが競馬・競輪・競艇・オートレースも実は勝利金には税金が掛かり確定申告をしないと本当はいけませんが現金で勝利金を受け取る為に税務署が把握する事が出来ない為に税金の支払い請求がされないのが実情なんですね。パチンコも当然、税金の支払い義務がありますが現金収入の為に請求される事がありません。でも最近では公営ギャンブルでもネットで買える為に、勝ったお金が銀行口座に入金されたら税務署がお金の流れを把握できる為に、急に税金を請求された何て事があります。以前にはニュースにもなりましたが、競馬で5億7000万円を脱税したとして起訴された男性もいました。オンラインカジノでも勝利金が銀行口座を経由する為に、税務署にはお金の流れがバレてしまいますので、必ず税金は支払わないといけません。
オンラインカジノで勝ったお金の税金はどのくらいなの?
1年間(1月1日~12月31日まで)のオンラインカジノで勝ったお金が「一時所得金」となり、確定申告の対象になります。ただし、「一時所得金」については、収入から50万円を特別控除として差し引くことができるので、勝利金の総額が年間50万円以下の場合は所得税が掛かりません。それでは「一時所得金」についての計算方法についてですが、まずは勝利金について気をつけないといけない点がありますので下記を参考にして下さい。
※表1

例えば、上記(※表1)の1年間のオンラインカジノでの収支表を参考にします。TOTALは40万円の勝ちなので50万円以上、勝っていないから税金の申告はしないで良いって思わないで下さい。「一時所得金」に該当する金額は負け金は計算されない為に「勝ち金ー負け金=収支金」とはならないのです。勝ったお金だけを足して「一時所得金」の金額となるので注意して下さい。上記(※表1)のような収支の場合の計算は下記(※表2)となります。
※表2

「一時所得金」の金額計算は、上記(※表2)の通り①20万+②25万+③30万+④10万の合計85万円が一時所得金の金額になります。何で負け金が控除されないのと思われるかもしれませんが、国税庁からも負けた分は経費に算入することができないとなっているので、「一時所得金」の金額に関して間違わないように計算してください。
競馬でネット投票して5億7000万円を脱税したとして起訴された男性は、裁判で争って外れ馬券を経費と認めさせた事例はありますが、オンラインカジノでは負け金を認められた事例はありませんので注意して下さい。
所得税の計算方法に関しまして
それでは、上記の「一時所得金」85万円に対しての所得税の計算方法についてご説明させて頂きます。
勝ち金だけの合計-特別控除額(50万円) = 一時所得の金額となります
例 850,000円-特別控除額(50万円) = 350,000円(一時所得金)
「一時所得金」は、その所得金額の1/2(50%)に相当する金額を給与所得などの他の所得の金額に合計して総所得金額に対して控除金を引いた金額が納める税額となります。
例 350,000円÷2= 175,000円(課税対象金額)
175,000円が「一時所得金」となり、所得が年間480万円の会社員で計算してみましょう。
{ 4,800,000円(所得額)+175,000円(一時所得金)}-各種所得控除(0円)=4,975,000円(総所得額)
※(所得額)+(一時所得金)から各種所得控除を引いた金額が総所得額となりますが今回は各種所得控除0円で計算しております。
総所得額が出たら、下記の表から「控除額」と「税率」を確認し、所得税を計算してみましょう。

4,975,000円は、「330万円超695万円以下」に該当しますので「税率20%」と「控除額427,500円」で所得税額を計算していきます。
(4,975,000円-427,500円(控除額)×20%(税率)=909,500円
この909,500円が所得税額になります。
ここでの計算あくまでも一例であり、特別控除額など引いておりませんので参考としてお考え下さい。確定申告など不安な方は、税理士さんなどに相談する事をオススメ致します。
オンラインカジノで勝ったお金を確定申告しましょう

会社員の方などは、年末調整で企業側が税金処理をしてくれると思いますので確定申告をしないと思いますが、「一時所得金」のある方は確定申告を行わないといけません。
1年間(1月1日~12月31日)の総所得額を最寄の税務署に翌年の2月16日~3月15日の間に確定申告を主ないます。
※確定申告の期限は通常は3月15日までですが、2021年(令和3年)は、新型コロナウイルスによる影響で4月15日までとなっています。
通常と比べて、1ヶ月伸びますが確定申告が初めての方や税理士さんや税務署でご相談のある方は、なるべく早めに余裕をもって申告すると良いと思います。
確定申告に必要な書類
確定申告をするにあたって、税理士さんや税務署でご相談する方なども予め確定申告に必要な書類を用意して下さい。
- 源泉徴収票(会社などから受け取った書類)
- 支払証明書など(オンラインカジノ側から受け取った1年間の収支)
- 経費の領収書
※経費の領収書について、会社からの源泉徴収票を発行してもらう時に下記の領収書を提出した場合は入りませんが、提出していない方は持参して下さい。
医療費の領収書等、社会保険料(国民年金保険料)控除証明書、生命保険料の控除証明書、地震保険料((旧)長期損害保険料)の控除証明書、寄附金の受領証など
(所得が300万円以下の場合は必要はありません)
※支払証明書は、オンラインカジノ側にお問い合わせをして受け取るか、ご自身で収支の明細をプリントアウトするか、ご自身でつけた帳簿などでも大丈夫な場合もあります。(詳細などは、確定申告する時に税務署の相談員に聞くことも出来ます)
オンラインカジノで勝った事が会社にバレないように注意しましょう

確定申告をしたら会社にオンラインカジノで遊んで勝った事がバレてしまった何て事があります。会社によっては、副業など禁止している企業もありますので確定申告の書類を提出する時に気をつけないといけない点があります。確定申告表に「住民税に関する事項」という項目があるのですが、「特別徴収票」と「自分で納付」の欄が問題なのです。「特別徴収票」とは、所得税に対して住民税を会社側が給料から天引きして収めるのですが所得税が上がると必然と住民税が上がるので会社側が把握している住民税の金額が上がると副収入などがあった事がわかってしまうのです。これを回避する為に、「給与、公的年金以外の所得に係る住民税の徴収方法」の項目は必ず「自分で納付」にチェックをして下さい。これを間違って「特別徴収票」を選ぶと必ず会社に副収入が会った事がバレてしまいますので気をつけて下さい。チェックをすれば、住民税徴収票が自宅に届くようになります。
オンラインカジノの税金対策について
オンラインカジノでせっかく勝ったのに税金は支払いたくないって誰もがおもいます。ここでは、少しでも役立つオンラインカジノでの税金対策について解説させて頂きます。これは完全な節税対策ではないので、ご自身で判断して参考にして下さい。
①仮想通貨で出金する
オンラインカジノの勝ち金を、銀行口座に出金した時点で税金の対象になりますので仮想通貨で出金して取引所やウォレットで保管しておけば、とりあえず課税対象にはなりません。
②一時所得金の上限50万を考えて勝利金を調整する
1年間の勝ち金が50万円以上になると「一時所得金」となりますので、買っている時は我慢して50万円以内で調整すれば税金は発生しませんが、これはギャンブルが好きな人には難しいかもしれません。
③銀行に100万円以上のお金を一度に入金・出金しないで下さい
銀行では、1回の入出金が100万円以上ある場合は税務署に報告の義務があることがあります。なるべく多額のお金を頻繁に入出金を行うと税務署に目を付けられる可能性がありますので、高額金の移動は気をつけて下さい。
オンラインカジノで勝ったお金に対して税金が掛かるか?掛からないか?まとめ
オンラインカジノ以外でも公営ギャンブルの競馬・競輪・競艇・オートレースやパチンコや懸賞金など宝くじ以外の勝ち金や当選金など、1年間で50万円を超えた場合は「一時所得金」となり税金が掛かります。特に公営ギャンブルのネット投票やオンラインカジノで勝ったお金を銀行口座に入金した場合は、お金の流れが一目で分かる為に必ず税務署から税金の支払いを求められると思っていた方が良いと思います。もしも、税金の申告をしていないで税務署から支払いの催促などあった場合は、あわてずに最寄の税理士さんや無料の相談所などにお問い合わせをして処理する事をオススメ致します。